パプアニューギニアは、世界でもおそらく最も多彩な、多様な文化と豊かな自然を持つ国のひとつでしょう。当地の多様な地勢に加えて、この地には、諸島先住民、山岳民族、パプア人、ニューギニア人の4つの先住民族が住んでいます。さらに、諸島では800もの異なる言語が話されています。
パプアニューギニアは、熱帯に浮かぶ島ニューギニアの半分、および太平洋に浮かぶ小島や環礁により成っています。その素晴らしいサンゴ礁は、世界的にも有数のダイビングスポットとしてお墨付きを得ています。また、火山諸島、美しい山並、そして手つかずの自然が多く残っています。
ポルトガル人探検家ジョルジェ・デ・メネセスJorge de Menesesがこの島を確認したのは、16世紀初頭のことです。しかしヨーロッパ人の宣教師や商人たちがこの島の沿岸部に入植してくるのは、1800年代の中期に入ってからです。ドイツ、オランダ、英国などがこの島の権利を主張しましたが、外国の支配下に入ったのは、第一次世界大戦後オーストラリアに占領されたのが初めてです。支配者となったオーストラリア人は、100万人以上の先住民族が先史時代からこの島内に住んでいたことを知り驚きます。独立への機運は1960年代から高まり、1975年に完全独立を果たしました。